DETAILS登録防水基幹技能者講習について
登録防水基幹技能者とは
登録防水基幹技能者は、現場で施工計画の作成や工程管理、品質管理その他の技術上の管理を担う技術者と、現場作業を担当する技能者をつなぐ作業管理や、複数の職種の職長等が関与する場合の工程の調整などの役割を果たすことが期待されています。
- (1)現場の状況に応じた施工方法等の提案、調整等
- (2)現場の作業を効率的に行うための技能者の適切な配置、作業方法、作業手順等の構成
- (3)生産グループ内の一般技能者の施工に係る指示、指導
- (4)前工程、後工程に配慮した他の職長等との連絡・調整
登録防水基幹技能者の役割を、技術者、一般の技能者との関係で整理すると、下記図のようになります。
「登録防水基幹技能者講習」の実施について
当協会では、現場における作業の中核的役割を担う防水工事における基幹技能者の育成を図るため、平成19年6月に「防水基幹技能者認定講習会」を実施するとともに、基幹技能者に係る資格制度を実施運営する「基幹技能者制度推進協議会」に加入し、建設業法施行規則に位置づけられる基幹技能者講習の円滑な実施に向け、必要な条件整備を進めてまいりました。
平成20年4月建設業法施行規則が改正され、国土交通大臣の登録を受けた講習実施機関の実施する講習を修了した基幹技能者が経営事項審査における技術力で加点評価されることになりました。この制度改正により、当協会は登録防水基幹技能者講習を実施するため、国土交通大臣に対し登録の申請を行いました。
以上の経緯を踏まえ、当協会は、登録講習の実施機関として平成20年8月19日(登録番号第5号)国土交通大臣より登録証の交付を受け、平成20年度より新たに「登録防水基幹技能者認定講習」を実施することになりました。
登録基幹技能者データベースにより「登録防水基幹技能者」の検索ができます。