DETAILS防水施工管理技術者認定試験について
防水施工管理技術者認定試験について
防水施工管理技術者とは
一定期間以上の防水工事の施工管理経験と当協会が指定する、国家資格並びにこれに準ずると認めた公的資格「(1・2級)建築士」「(1・2級)建築施工管理技士」「建築仕上げ改修施工管理技術者」「建築仕上診断技術者」のうちいずれかひとつを有し、当協会が防水工事に関する基本的な知識と能力を審査するために実施する「防水施工管理技術者認定試験」に合格した者に対して当協会会長が付与する称号。
屋根・屋内・地下・水槽等を対象とする I 種試験に合格した者は「防水施工管理技術者( I 種)」、外壁等を対象とする II 種の試験に合格した者は「防水施工管理技術者( II 種)」となります。
防水工事には高度な技術・技能が要求されることから、施工管理には防水工事に精通した経験、知識が要求されます。
しかし、「建築士」や「建築施工管理技士」等の有資格者が必ずしも防水工事に詳しいというわけではないため、こうした有資格者を対象に試験を実施し、合格者を防水工事に関する豊富な経験と知識を有するスペシャリストとして当協会が認定するものです。
現在、(一社)公共建築協会発行の「建築工事監理指針」(国土交通省大臣官房官庁営繕部監修)において、施工業者決定に当たり当協会の「防水施工管理技術者」について「参考にするとよい」との記述が入っております。
また、(一社)日本建築学会発行のJASS8「建築工事標準仕様書・同解説」の中でも同様に、防水工事業者の指定においては、「防水施工管理技術者」を「参考にするとよい。」との記述があります。